MOTU M4 レビュー その1

 ぼちぼち M4 のレビューを始めていきましょう。少々小刻みに書いていきたいと思います。

まずは設置から

 さて、なんとか M4 が入手できたわけですが、例によって M4 の到着前にドライバはインストールしておきました。ですので、開梱して M4 を軽く振り内部的な異音(破損)がないかチェックしてから、すぐ設置できました。もし異音がしたら、返品の手間を考えるとゴミ箱行きになりかねないので、問題もなく一安心でした。この辺は海外通販のリスクと言えばリスクですね。

まさかの音の途切れが…

MOTUシリーズコントロールパネル(M4の電源OFF状態)

 M4 の利点である電源スイッチを ON にして PC に認識されたことを確認したら、US-2x2HR でのテストと同じようにスピーカーのプロパティ内の詳細タブからテストを行います。すると、どの周波数・ビット深度でも音がブツブツ途切れる…一瞬血の気が引きましたが、落ち着いて MOTU シリーズのコントロールパネルから周波数やバッファも変更してみたものの、やはり駄目。実は薄々こうなる可能性は想定していました。

 うちの PC 環境は、2 台の PC でキーボードとマウスを共用していて、そのために USB 切替器を使っています。これは PC から見れば単なる USB ハブに見えるので、ここで遅延が発生する可能性があるとは思っていました。M4 は低遅延も売りなので、尚更これにひっかかる可能性は高いと思っていたわけです。

USBケーブル追加発注

 というわけで、まずは PC と直結するための USB ケーブルが必要になりました。念の為発注する前に、使っていた USB ケーブルに不良がないか、M5StickC というマイコンにデータを書き込み確認しておきました。勿論問題なかったのですが、USB 2.0 のフルスペックで確認したわけではないので、あくまで簡易的なテストに過ぎません。しかし、他に使えそうな USB Type-C の機器が無かったので、取り敢えず OK としました。

 そして、色々検討したのですが、直結するには 2m でぎりぎり、余裕を見れば 3m は欲しいということで、エレコムの 3m のケーブルを発注しました。そしてケーブルを付け替えてみると、ブツブツ途切れることは無くなったので、やはり USB ハブが原因だったようです。しかし、確率は低いものの、US-2x2HR で起きたのと同じ問題が発生するように…

Author: wing