結構前に REALFORCE R2TLSA-JP3-BK を購入しました。最初は少し意識して使っていたので 30g というキー荷重はあまり気にならなかったのですが、慣れてきてホームポジションに手をおいて考え事をすると、いつの間にか F や J を押していたなんてことが発生するようになりました。
その前に使っていたCherry のピンク軸(静音赤軸)はそんなことはなかったので、やはり少々軽すぎるようです。かと言って買い直すのはお金がかかりますし、オークションに流すのも大きいので梱包が面倒くさい… 何か良い手はないかと思っていたところ、 Amazon を見ていたら REALFORCE に使える荷重調整用のスプリング(静電容キーボード適用 增圧スプリング +10g)を発見。これを使うとキー荷重が約 +10g になるとのことで、ほぼピンク軸と同じになります。値段的にはあまり安くはない(＠約 16 円)んですが、買い換えるよりはお手頃なので試してみることにしました。
Prime 扱いなので翌日到着。念の為アルコールで洗浄して、乾燥のためにティッシュをひいたパッドに並べてみると… 98 個しかありませんorz 100 個入のはずなのですが、大体こういうのは重を測ってカウントするので誤差が出てしまうのですね。どうせテンキーレスタイプなので、十分間に合います。
続いて組み込むわけですが、キートップを抜いて、スイッチとの間に挟んで組み込むだけです。ただし、たまに変に捻れている個体があるので、それは直してあげないと異音が出ることがあります。また、キートップを取り付ける前に軽く押し下げてみて、異音が出ないかもチェックしました。今回スプリングを組み込んだキーは、REALFORCE に付属のスペーサーが入る部分と、ESC / Insert / Delete / カーソルキー としました(ついでに 2mm のスペーサーも入れました)。最初は可変荷重タイプを真似ようとも思ったのですが、TAB キーの押しっぱなしをやらかしたことがあるのを思い出したため、スペーサーが入る部分は全部入れることに。
組み込み終わって試し打ちをしたところ概ね OK でしたが、もう少し重くても良かったかも知れません。実は eBay 等だと +20g のスプリングもあるんですよね。拘る方は、10/20g の混在というのも良いのかも知れません。Amazon のレビューにあったスプリングの軋み音も殆ど気になりません。唯一悩んでいるのはカーソルキーで、これらは押しっぱなしにすることがあるので、意外に重く感じます。ですから、入れなくても良かったかも知れません。もう少し使い込んでから、抜くかどうかは決めたいと思います。このように単体としてみるとコスパは微妙ですが、買い換えるよりは遥かにお得なので、軽すぎて困っている方には良いアイテムではないでしょうか？
