TASCAM US-2x2HR レビュー その3

 問い合わせの経過ですが、まだ回答はありません。正直、TASCAMが業務用ブランドなのを考えると、一週間経っても現象の確認についての回答さえないのでは、使い物にならないかな、という印象です。問い合わせには、きちんと再現方法まで書いたので、再現テストには1時間もかからないでしょう。もし、テストする時間をサポートが取れないのであれば、サポート体制は落第点だと思います。

 あまり推測で言うのは良くありませんが、今回のノイズは、Windowsのドライバが一番怪しい気がします。ファームウェアの問題なら、macでも問題が起き既に修正ファームウェアがリリースされていると思うからです。いずれにせよ、自作PCでもメーカ製のノートPCでも現象が出ているので、所有するUS-2x2HRに何らかの不具合があるのは間違いないでしょう。まぁ、DTMやDAWだとmacが主流でしょうから、Windowsユーザの扱いはこんなものなんでしょうかね。

 こうなると、安全パイを引くという意味では、Steinberg UR22Cに皆が流れるのもわからないではありません。内蔵DSPも良さそうですし、何が何でも音質に拘るのでなければ、UR22CやUR24Cは良い選択なのかもしれません。ちなみにRMAAで簡単に計測したところ、周波数特性はかなりフラットで良かったです(ただしASIOだと、何故か上手く計測できませんでした)。

Author: wing